道の駅で、ウコンも買ってきました。
「春ウコン」「秋ウコン」「紫ウコン」の3種類が売ってました。
乾燥させたお茶(うっぴん茶)に、「春ウコン」と「秋ウコン」が商品としてもあり、
「秋ウコン茶」は鮮やかなターメリックの黄色、「春ウコン茶」はレモン色でした。
いつものターメリックは、色からして「秋ウコン」なんだろうな。
ちょっと珍しい「春ウコン」を買ってみよう。
軽い気持ちで買ってきたのでした。
ところが。。。
ターメリックのように使える、と、思ったら大間違い。
洗って、ひとかけら口に入れたところ、大変なことに!!!
とっても苦いし、食道がひりひり。。。
大慌てでネットで調べると、
「秋ウコン」と「春ウコン」とは(「紫ウコン」もまた)、
全く違うしょうが科の根茎なのだそう。
「秋ウコン」は、別名ターメリック。苦みはなく、食用にも使われる。
「春ウコン」は、江戸時代から生薬として使われ、苦みが強く食用はムリ。
なんですって^^;
「秋ウコン」には、クルクミンという胆汁分泌を促進したり胃を丈夫にしたりするらしい成分がたくさん含まれるそうで、
「春ウコン」には、クルクミンが少ない一方、精油やミネラルが「秋ウコン」より多く含まれるようです。
食用には向かない「春ウコン」ですが、体質改善には向いているらしいです^^;
(後日、助産士さんに聞いたところ、春ウコンは、アレルギー性鼻炎にも効くそうです。)
ただ、調べていくと、ウコンというのは、肝機能が弱っている人への大量摂取による副作用で、
死亡事例もあるらしいので、サプリメントでの過剰摂取にはキケンを伴うそうです。
過ぎたるは、及ばざるがごとし、ですね。
生のまま、すりおろして、薬として少しずつ摂取するのがおすすめらしいですが、
かなり苦いので、ホワイトリカーで漬けてみました。
「春ウコン酒」として、コーヒーなどに少し混ぜて飲んでみようかな。
2~3ヶ月で漬かるそうです。
生薬酒にした場合も、1日大さじ1杯程度にした方が良さそうです。
<作り方>
①洗ったウコンは、太陽の光で1日乾かしました。
②保存ビンを熱湯消毒します。
③ウコン500グラムと氷砂糖(なくても良い)100グラムを保存ビンに入れ、
ホワイトリカーを入れて出来上がり。
(わたしは、漬ける前のウコンと保存ビンを
それぞれホワイトリカー少々で洗いました。)
スライスした方が、より生薬成分が出るようですが、
あまりにも苦いので、穏やかに抽出できるように、
丸ごと漬けてみました。
皮が固い部分は、包丁でむきました。
すごく爽やかな香りがしました。
ハーブのような香りでした。
含まれる精油成分の香りなのでしょうね。
苦いけど、香りは良いのです。
そして、ターメリックは、染料にも使えるのですが、
「春ウコン」も手のひらと爪が黄色になりました。