学生時代のお友達
(tamagoさん)ブログから、
熊田千佳慕さんの訃報を知りました。
東京からスタートする展覧会が、8月12日から始まった翌日13日、
肺炎のため自宅で亡くなられたそうです。
98歳でした。
まだまだ、たくさんの絵を描いていただきたかったけれど、
とっても悲しいけれど、
大往生ですね。
ご冥福をお祈りいたします。
昨日19日、下の子を連れて、展覧会に行ってきました。
東京での展覧会は、松屋銀座で24日まで開催されています。
「自然は愛するからこそ美しい。」
「私は虫であり、虫は私である。
私は花であり、花は私である。
そして、自然は私のためにあり、
私は自然のためにある。」
たくさんの言葉が、会場にあり、
絵を見ながら、その言葉を千佳慕さんが、
見ている人達に、語りかけてくれているようでした。
庭でよく見かける昆虫や、植物達を、
もう一度じっくりゆっくり目でみてみよう、
と、思いました。
そして、えんぴつ1本、筆1本で、
何十年も、自然の絵を書き続けた千佳慕さんに、
尊敬の気持ちを込めて、
『勇気をいただきました。』
と、心の中でお礼を言って、帰ってきました。