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くらしのなかの編む縫う

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長谷川商店の新豆

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2017年、様々な出会いがありました。
その中でも、北海道の長谷川商店さんのお豆のすばらしさが、
わたしの中の腑に落ちた1年でした。

長谷川商店さんのことを知ったのは、
もう10年も前の話でした。
横浜あざみ野で料理教室をされている
べにやビス長谷川清美さんの存在もその頃に知りました。
その時は、在来種の豆、とか、日本の豆、とか
知識として知っていただけで、
う~ん、お豆は食べてもカラダに合わないな~、
と、少し遠くにいました。

そんなわたしが1年前、図書館の新刊コーナーで、
「日本の豆ハンドブック」に出会いました。
図書の分類が6類(農産物など)の書架に入ってしまうことや
親書サイズで厚みが薄い本なので、
新刊コーナーで面出し(表紙を出し飾る)してなかったら、
出会わなかったかもしれません。
何気なく借りて読んで、驚きました。
長谷川清美さんの熱い思いが、0ページから伝わってきました。

日本の在来種の豆は、
「老齢」農家で種が繋がれる「国宝級」なのに、
後を継ぐ人がいなくて、「消滅の一途」
とのこと。
長谷川さんが、お年寄りの話を聞きながら、
本をまとめていること。
「育ての親の数だけ在来豆がある」とのこと。
(文一統合出版 日本の豆ハンドブック 長谷川清美・著より)
これって、すごいじゃないですか?

「豆ランチ」をやっていた長谷川さんの料理教室にお邪魔したのは、春。
それから数カ月、基礎講座などを受け、
在来種のお豆について知り、
育て方で味が全く違うし、胸やけもしないことに気付き、
お豆のオーナー(1口5000円で3キロのお豆配分あり)にもなってみました。

豆は、植物性たんぱく質が多い大豆、
炭水化物の多いささげやいんげん豆やえんどう豆など
色々な種類があります。
たんぱく質の多い消化困難な大豆は、
味噌や納豆など加工されている食品が多いです。

長谷川商店さんの2017年新豆は、
希少品種が豊作だったそうです。
真珠豆、パンダ豆、栗いんげん、緑貝豆、茶豆、さくら豆、
なかなか市場には出回らない珍しい豆を購入してみました。
豆のオーナーの3キロは、
スープに入れるとおいしい<てぼ>にしました。
<てぼ>は、白あんの原料です。

経験豊富なお年寄りの作られた豆は、
味が違います。
長谷川商店のお豆のおいしい理由です。
若い人に伝えられないまま、
なくなってしまうものが、
今、本当に多いんだ、
と、感じます。

おいしい豆のことを、
もっとみんなに知ってもらえたらな、
と、思います。



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by totoko110 | 2017-12-17 09:53 | 食べ物・料理 | Comments(0)