遠回りして、やっと
先週から少しずつ作っていたバッグ、もうすぐ完成します。
手縫いで、チクチクする部分もあります。
あと少しです!
今日、本屋さんで、地方の雑貨店が載っている雑誌を購入しました。
わたしの育った多治見、学生時代を過ごした関西、上の子を産んだ名古屋、いろんな場所のすてきな雑貨屋さんが、紹介されてました。
多治見の雑貨屋さんは、天然生活にも出ていて、びっくりしました。
そんな多治見のことを、少し…
18歳まで過ごした多治見。
わたしにとって、多治見は、保守的ないなか町、なんですけれど、今や違う場所のようなよそよそしさも感じます。
小さい頃、母がフルタイムで仕事をしていたため、わたしは、祖父母の家に預けられていました。
当時、「ながせどおり」という商店街に、キラキラの洋菓子屋さんができて、ケーキセットなるしゃれたデザートを、祖父の車で食べに行った日のことが、忘れられません。
店内に噴水まであって、手作りパンも販売していました。
今、「ながせどおり」には、当時の面影もなく、車で行ける場所に、多くの商業施設が移ってしまいました。
タイルや陶磁器の生産が盛んだった頃、陶器商達の財力は、すばらしく、町のあちこちに、その頃の建物が残っています。
かなりいい感じのレトロな建物もあったりします。
思い出話は、つきませんが…
今はなき、小学校の校舎や講堂は、夢にでも出てきそうな、豪奢なつくりでした。
階段の手すりのカーブ、木の扉、講堂のシャンデリア…
夢のような大きな小学校に、1500人近くの生徒が通っていました。
小学生のわたしは、山の中のけものみちを走り回っていました。
町や山、今はどうなっているのでしょうか?
ほとんど帰ることもなくなってしまった故郷のけしき、です。