2012年2月19日、日曜日。
イラストレーターの黒田征太郎さんが、
小学生にお話ししてくださって、
一緒に絵を描くというイベントがありました。
抽選で選ばれた約60名の小学生に、下の子が運良く入り、
わたしも、そのお話を聞かせていただきました。
「わたしは、たぶん74歳ぐらいだろう。
小さい頃に、戦争で家がなくなってしまった。」
「今は、北九州市に住んでいて、
牧場を作ろうと思っています。」
「火の使い方を間違えたのは、大人達の責任。
子どもたちに申し訳ないことをしてしまったのです。」
「今日という日は、もう二度とこない。
その1日にこの場所で、出会っている不思議。」
「絵にうまいヘタは、ないのです。」
戦争のお話しから、原発の問題、
少しずつ、いろいろなお話をしていただきました。
こども達は、今日の自分を旗(布)に描く作業。
最後は、天井に展示しました。
学校の先生でもなく、親でもなく、
何かを真剣に取り組んでいる大人から、
お話しを聞く機会は、とても貴重です。
第三の大人と呼ばれている方々に、
子どもには、たくさん会ってほしいな、と、思います。
大人も、時には、普段出会わない人に会って、
日常から離れた話をしたり聞いたりした方が、良いですね。
視点が、変わりました。